田舎から上京してきた大学生の日記

上京大学生の思いのままを綴ります。大学生の現実はこういうものではないでしょうか?

ギャンブル依存症の怖さ

ギャンブル依存症とは

ギャンブルの行為や過程に心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になること。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ギャンブル依存症

 

 

筆者がなぜこのブログを書こうと思ったかというと、筆者はギャンブル依存症と自覚しており、ギャンブル依存症は誰しもがなり得る危険性の高い病気であることを筆者の体験から知って欲しいと思ったからです。

 

 

パチスロとの出会い

筆者がパチスロと出会ったのは大学に入って2ヶ月目に入った頃ほど。それまで筆者はパチスロの何がおもしろいのか分からずパチンコ屋に入ろうとも思いませんでした。しかし、後に記載しようと思うが、筆者は大学からアメリカンフットボールを始めることにした。

 

そこでできた友人に新秋津駅近くのパチスロ屋に誘われた。これが全ての始まりだった。

 

座ったのはジャグラー。スロットタイプでGOGOランプというランプが光れば当たり確定という初心者には分かりやすく容易なスロットだった。まずは1千を入れた。

 

するとなんと!

 

ビギナーズラックで5、6回当たりが続いた。筆者は当時は何も分からず、これが普通のことなんだと思い友人に換金を手伝ってもらった。驚くことに2万円も手に入った。筆者は数分座っているだけで大金を手にしてしまったのだ。この時の嬉しさと驚きは今でも忘れない。

 

そこからはアメフト部の友人や先輩とパチンコを打つようになり、気がつくと没頭していた。アメフト部にはパチスロで一番勝った奴がご飯を奢るという風習があるらしく、奢ることに若干の快感を得ることもあった。

 

気がつくと2ヶ月で10万円を溶かしていた。さすがの筆者もヤバイと感じていた。しかし、当たった時の快感が忘れられなく、なんらかの理由をつけてはパチンコ屋に足を運んだ。気づくと30万円の損失。

 

筆者の頭はくるいはじめ、なんとかしてパチスロで取り戻そうと考える。

パチスロでの損失をパチスロで取り戻すと考える時点で依存症の可能性が高い。

 

そこで、設定があるスロットで稼ごうと考える。筆者は暇があればジャグラーを研究し、アプリを入れて試打したりしていた。すると、少しずつ勝てるようになり始め、その月だけで見ると12万円ものプラスになった。

 

この当たりがまた依存症が悪化させたのである。

 

しかし、当たっていたのはただの運であり、次第に収支がマイナスに傾き始める。辞めようと口にしたことは50回くらいあった。けれども、気がつくと自身はパチスロ機の前におり、手を捻っていた。辞める→打つ→辞める→打つを繰り返し膨らんだ損失はなんと

 

60万円のマイナス😭

 

親から貰ったお金で何をやってるんだと気付いたのは貯金が無くなってから。それからバイトを始め、働くことの大変さを知った筆者はパチスロから足を洗った。

 

ここまでが筆者の体験したパチスロ経験談

 

パチスロ依存症を経験して分かったこと

パチスロは長期的に見るとほぼ勝てない

・親のありがたみを知る

・お金を稼ぐことの大変さを知る

 

 

まずパチンコは必ずと言っていいほど勝てません。理由は筆者のパチスロ仲間はたくさん居ますが全員が負けているからです。パチスロで勝てる人は1%ほどではないでしょうか。普通に考えてパチスロ屋は収益を目的としており、客が勝ってしまえば店の収支がマイナスになってしまいます。

 

 

次に親のありがたみを知りました。筆者は60万円の損失を家族に素直に打ち明けました。もちろん家族はブチギレ!そりゃそうですよね。筆者は1円も稼いで無いのですから・・・

見捨てるとも言われました。

 

しかし、その後も電話でお金の心配をしてきたり、仕送りしてくれたりと筆者を思いやってくれました。とても申し訳ない気持ちになりました。そこで改めて両親、家族のありがたみを認識にたのです。

 

 

また、貯金が無くなって始めた初めてのアルバイト。時給1020円。パチスロで2分で無くなる1000円はこんなにも重いものだったのかと感じました。

 

 

最後に

パチスロは日本では遊戯つまり単なる遊びと定義されていますが、ギャンブルです。日本はカジノの設立を予定しており、ようやくギャンブル依存症についての議論が始まりました。筆者から言いたいことはギャンブルは時間とお金を無駄にする行為であり、人間関係も崩壊させます。まだ一回もしたことが無いという方には是非そのままでいて欲しいと思います。

 

このブログを読んでもらうことによって少しでもギャンブルを辞めようとしている人の手助けになればいいと思います。ではまた次のブログで・・・